14歳で拒食症になってから

現在28歳.14歳で拒食症になってからの経過を書いています.拒食症で悩む方,御家族の方,友人の方などの少しでも参考になれば...と思います.

これまで(8)18歳 拒食症しつつ、大学受験勉強

【2007年】大学受験勉強

 

高校3年生の時のことはあまり覚えていません.

 

体重維持と勉強しか頭になかった気がします.

そろそろ食べれないことによる体力不足で頭も上手く回らず,

拒食症の魔のスパイラルからどうしたら脱却できるか,考え始めていたと思います.

 

いつからだったか,成績優秀・勉強好きだった私は東京大学を目指していました.

どこかの医学部にいくことも先生方に進められましたが,

「1番が良い」という理由で東京大学を選びました.

 

そして日本で1番の大学に行ければ,それが私の自信となりアイデンティティとなり,

拒食症から抜け出せるキッカケになるのではないかという希望もありました.

 

 

何とかして東京大学に.

そうすれば明るい未来への一歩を踏み出せるのではないか.

 

 

そんなことを心に秘めて勉強していました.

 

体重はその時点で増やす気はありませんでした.

あくまで,東京大学にいったら自分の気持ちを切り替えよう,と決めて.

勉強,勉強,勉強で頭は栄養を欲しているのに,食べるのはガマン.

栄養が足りなくて頭がボーっとする.

これでは勉強の効率が悪いと分かっていても,食べることは出来ない.

 

 

 

たしか,この頃は母が体重管理をしていました.

毎日・・・かな?

私が体重計にのって,計測盤を母が隠しながら見てメモしていました.

私は体重を見ると一喜一憂して食事量に影響してしまうので,見せてもらえません.

でもここだけの話,母のメモをこっそり見ていました.

メモはキッチンの引き出しにあって,母がいない時に見ることが出来たのです.

そのメモは日記のようになっていて,母の私への心配の言葉が並べれらていました.

 

結局,母の心配に心を痛めながら,体重を確かめて一喜一憂していました.

 

 

体重が増えていたら,それを減らす手段として運動なんてする時間ないので,食事量を減らしました.

後は毎日きちんと排便しないと気が済みませんでした.

そうしないと体重増えますからね.

 

 

 

学校には毎日きちんと通っていました.

進学校でありながら大学受験のための授業を一切してくれなかったので,

数学ⅢC,物理,化学はその授業中に独学でどんどん進めていました.

先生方には申し訳なかったけど,東京大学ならびに同レベルの大学に合格するには授業の時間が惜しくてたまらなかったのです.

とはいえ学校を休むことなどはしませんでした.

 

また風邪等で学校を休むこともありませんでした.

生来より体が丈夫で,痩せていてもウイルス等にやられることはありませんでした.

 

 

 

 

また,この頃だったと思うのですが,更年期にも似た症状に悩まされました.

夜横になると体が火照ってしまい寝付かれませんでした.

ホルモンバランスなんてあったもんじゃなかった状態でしょうね.

生理はまったく止まったままでした.